index04:コラム>勝手にスイッチ (2010年07月19日分)
2010年7月19日

勝手にスイッチ (2010年07月19日分)

時々、twitterで回答していた「日本のスイッチ」後継企画「勝手にスイッチ」
久しぶりにブログ記事で書いてみます。

この企画は、「日本のスイッチ」で仲良くなったブロガーたちの輪(略称:日ス輪)と称して、ブログ内で同じお題に回答するという企画で、毎週行われております。
詳しくは「atsuのB級ニュース批評」さんで。

ということで、今週の回答は続きから。

↓私の回答は■で示されています。

1.今回の、みんなの党の大躍進は
■予想できた
_予想外だった

まぁ、民主党にも自民党にも期待出来ない人の受け皿にちょうど良かったってことでしょうね。
ただ、個人的には、第三極というのは、あまり良く思ってなくて、与党の批判票が分散することで与党に漁夫の利…ということが起こる得るからなんですが、今回に関しては選挙区ではあまりそういうパターンなかったですかね。


2. 「アジェンダ」という言葉の意味が、正直よく分からない
■はい
_いいえ

まぁ、わからないことはないんですが、連呼されてもよくわからんよ…というのが正直なところ。
マニフェストのイメージが落ちたからあえて使ってるのか!?とも思ってしまうし。
ただ、確かに政権与党に入るつもりのない党だとしたら、実現可能性ゼロのマニフェスト言われるよりはいいのかもしれない。


3.9月までのつなぎなら、千葉景子が法相を続投しても
_許せる
■許せない

思想云々以前のモンダイとして、無駄遣いですわな。
思想云々で言うと、外国人参政権やら選択的夫婦別姓について、ちゃんと議論せずに進めようとしたり、結果的に取調べの可視化法案を葬ったり死刑を執行しないで法務大臣として仕事してないじゃん!!というところから、国会議員としてもNOということで落とされたんだと思いますけどね。


4.新型の日産マーチは全てタイ製で100万円以下です
■安いのはいいこと
_少々高くても日本で作れ

これ選択肢が難しいので、あえて上で。
安いのはいいこととは言い切りませんけど、日本で作れ!!とは言い切れないもんなぁ。
とはいえ、グローバルの戦略車ですから、日本人の基準より安い価格で作ることに意義があるわけです。
一方で、じゃあマーチを生産してた国内の工場が畳まれるかっていうと、そんなことはなく、電気自動車のリーフのラインになるわけですよね。
少子化が進んで人口が減っていく中で、モノづくりに特化していく日本としては難しいのは国内、カンタンなのは海外で安く…という流れになるのは間違っちゃいないんですよね。


5.日本振興銀行の経営陣が、どんな違法取引をしたのか
_理解してる
■理解してない

正直、よくわかってないです。
なんか胡散臭い人たちだなぁ、とは思ってましたが…(^_^;)


6. たちあがれ日本と新党改革が参院で統一会派を組むことを
■歓迎する
_歓迎しない

まぁ、代表質問に立つためのテクニックとしては理解できます。
合併って言われると、どうかと思う。


7.17日から全国に順次公開されてる幻の映画「氷雪の門」に
■興味あります
_興味ないです

これはちょっと見てみたいような、精神的にダメージがありそうだから見に行きたくないような…複雑な心境。
とはいえ、矛盾しますが、多くの人に見てもらうといいと思うんですよねぇ。


8.新型スカイライナーの新型NEX。よりカッコイイと思うのは
_スカイライナー
■NEX

これ、はっきり書きますが、新型スカイライナーカッコ悪いです。造形として気持ち悪い領域に入っています。
おそらく、山本寛斎氏が手がけた部分はすごくいいんだと思います。
前頭形状なんかも氏の意見を採用したとのことですが、おそらく、とりまとめをした車両メーカー側がダメダメだったんだと思います。

特に先頭部の形状と車体断面があっていないのが気持ち悪い。面がキレイに構成されていない。
先頭部も含めて、デザインのボリュウムが下にありすぎて気持ち悪い。
※実は窓より上が重過ぎるので、全体的に下に落ちているように見えるんだと思う。
断面が四角過ぎるのでサイドビューが単調でぼってりとしすぎている、窓と窓以外のところのサイズのバランスが悪い…
…いくらでもケチがつけられます。

一方で内装やカラーリングに関しては、おっ!!!と思うところが多い。
このへん、やっぱり山本寛斎氏はスゲー!!って話しになると思う。

これ、実は似たような事例があって、建築家の人がデザインして同じメーカーで作った、小田急の新型ロマンスカーVSEMSEは、まだ相手が建築家さんという立体に長けた人だったので、立体としてはキレイに成立している方ですが、サイドビューのバランスの悪さは、新型スカイライナーに通じるものがあります。
一連の小田急のは上の絞りがあるのでボリュウムが中心からやや上に見えてまだバランスいいですよね。
でも、窓のサイズのバランスは悪いですし、多分デザイナーさんのこだわりだろうけど、窓の桟が変だってのもあります…
サイドのバランスの悪さは、おそらく、そのメーカーの工法としての限界があるのかもしれません。
あと、新型スカイライナーについては、実際の車両と模型やイメージパースくらべてもかなり劣化しているところにメーカー側の限界が見て取れる…

ま、要するに、本職の工業デザイナーじゃない人を起用する以上は、メーカーさんの窓口の人の才能が重要。
折れるところ、デザイナーさんと闘うところ、 逆提案するところ…
これがうまくいくと、工業デザイナーではない水戸岡氏とコラボした一連のJR九州の車両みたいに成功例となるわけです。
こちらと、スカイライナー&VSE&MSEとは違う車両メーカーがまとめているんですよね。

で、N'EXですが、新型旧型なら断然旧型のがカッコイイですが、とはいえ、これは工業デザインのプロ中のプロ、GKデザインの手によるもので、例えばライトケースの形が気に入らないとか、旧型より一色減った分サイドビューが間延びして見える…みたいに平面デザインの要素で気に入らない部分はあっても、抑揚のあるサイドビューや、先頭部の形状からの面の繋がりなど、立体としては巧いなぁと思わされますからねぇ。

…と、デザインのハナシが長くなりそうだったので、今回は、Twitterではなくブログでやったのが大きかったりして;;;

 
Posted by waka at 2010年7月19日 08:37
TrackBackのURL:

トラックバック (関連の記事が書かれているBLOG一覧です)

コメント

 お世話になります。 共通するキーワード=「アジェンダ」でしたので、トラックバックをさせて戴きました。

コメントする

※様々なサイトの登録情報でログインしてコメントすることが出来ます。IDのログイン情報等はこちらのサイトには送信されません。

カテゴリー一覧
最新の10件の記事 新着コメント