ふと思い立ちまして、プリウスのオフ会に参加してきました。
場所は、愛知県は一宮。
いままでオフ会といえば飲み会という図式だったのですが、そこはほれ、車のオフ会とあって、アルコールはご法度であります。
そう、自分はずっと車関連のオフ会に行ってみたかったのです。

PAOがメイン車だった頃・・・。
ネットでやっと見つけたPAO関連のサイトは、都合により更新休止中だったり、メーリングリストもほとんど開店休業状態・・・。
続いてユーノス500。
購入前に散々見まくった各サイトはオフ会もやっていて、すごーーーく盛り上がっている。
今度こそ!!の思いで、購入してみたら、なんとメンバーの新規募集は停止。
本も出て、主要メンバーも乗換え時期となっていたようで、活動に一区切りといったところだったようで・・・。

駐車場に集まる車たち、ボンネットを開け車談義に花を咲かせる参加者たち、あの夢の光景の中に自分が身を置くことはかなわぬ夢となってしまうのか・・・・

そんな中に、颯爽とあらわれた救世主、感電号。
そう、プリウスなら今が旬!!
どうも、今回のオフは参加者が多そうだぞ、と、急遽、当日の朝に参加を決めました。(主催者の方、ごめんなさい)

霧に煙る八王子を早朝に出まして、順調に中央道を西へと向かいます。
月曜朝提出の仕事があるので、あまり長居はできぬ、ならばちょっとだけ、周りの街を見る時間を捻出したいと、いいペースで行きますが、プリウス最大の弱点であるところの高速燃費の悪さを(といっても12万円号と比較したら全然良いんですが)如何なく発揮します。

霧の八王子。山越えに入る辺りではもう霧が切れました。

ほとんど、休憩ナシのペースで、東名道に入ったところで、ブロンズのプリウスを走行車線に発見。
時間的にちょっと早いから、参加者じゃないかなー。日曜だし普通の家族旅行かも・・・と思いつつ、追い越しました。
が、これ、後ほど、参加者の方と判明。
「ちょっと汚れたプリウスで追い越されまして、もしかしてと思ったんです・・・」
とのお言葉を頂きました(笑)

3時間ほどで、一宮に。
集合時間まで2時間半ほどありますので、そのまま2つ先のインター関まで行ってみました。
関といえば刃物。
渋そうなイメージです。
とりあえず、関駅へと向かってみます。

と、怪しい線路を発見。
これ、名鉄の岐阜市内線という路面電車でした。
といってもこのへんでは、路上ではなく、専用軌道となっています。
市内では路面を走り、郊外では専用の線路を走る・・・これ、まさにヨーロッパのLRTなんですね。
これからの高齢化社会に向けて、LRTに興味津々。
ぜひ、秋田にも・・・そしてその暁にはデザインさせれーと思っている自分なんですが、思わぬ収穫であります。
(このへんのLRT巡りをした旅行記などもどうぞ)
でも、どうやら、岐阜の路面電車、来年辺りには廃止されそうで・・・。
寂しい限りです。

関には、関駅と、前述の市内電車オンリーの新関駅がありまして、関駅の方は旧国鉄の駅って感じでしょうか・・・、意外と発展していなくて、新関駅の方が古くからの商店街に隣接しているといった感じでした。
まぁ、商店街に隣接しているのか、商店街が隣接しているのかは知らないんですが。

岐阜の市内電車と。電気仲間ですね。

新関駅前。なかなか鄙びた感じのいい街です。

商店街にあるタクシー会社。車も渋いような・・・

国道沿いにヘロヘロ〜とした線路が続きます。

そんな感じでヘロヘロ〜と続く、市内電車の線路に沿いつつ、一般道で、オフ会の会場である138タワーに向かいます。
一宮の138タワー。いちのみや・・・1の38・・・・

集合時間1時間前に到着してみると、138タワー(ページ参照)は、家族連れで賑わっているようで、駐車場もほぼ満車状態。
掲示板で見たオフ会のダンドリでは、タワーに近いところに停めて云々とあったのですが、どうもそういう状態は無理そうで。
とりあえず、可能な限り近い場所に停めてみます。

悪の秘密基地か、宗教団体かという感じの138タワー。

とりあえず、正面の階段に腰を降ろして、駐車場に入ってくるプリウスを観察して乗っている人の年格好、服装等を覚えて声をかけてみる作戦を思い立ち、座り込んでいると・・・。
「あ、銀プリ!!」(注・銀色のプリウスという意味。普通、使わない)
と喜んで指差す子供たちがいるじゃないですか!!!!

これは、もうアレでしょー、と近くにいた子供のお母さんと思しき女性に声をかけます。
「あのー、失礼ですが、もしかしてプリウスの集まりで・・・」
「あー、主人があっちにいますよー」
やった!!!
とりあえず、誰かと会えば合流できず仕舞いになる心配はなくなります。

そのあとも、駐車場に来るプリウスを観察し続け、声をかけていきます。
一人増え、二人増え、と増えていくうちに、向こうから声をかけられたり、階段下を通過する車に直接声をかけてくれる方、出席を取る方が出てきたりして、その後は、順調に集合とあいなりました。

ひとしきり揃ったところで、さてどうしましょうか・・・といった感じで芝生のところの移動して自己紹介タイム。
遅れて来た方が「ここの集団に違いない」といって合流できたことからも年齢層や風体等々バラバラであやしい集団だったに違いありません(笑)

正体不明の怪しい集団(笑)。
一応、ぼかしてありますが、クレーム等ありましたら、遠慮なく。

年齢が上の方、家族連れの方、いろいろいて、まぁ、バラエティに飛んでおります。
背広を着てきて、「実は、お客さんのところに行くといって抜けてきたんですよ・・・」なんておっしゃる方も。

さて、このあと、どうしましょうか・・・？となったところで、意見を取りますと、やはり「みんなの車が見たいよー」とのこと、自分も賛成。
で、近くの川島PAのハイウェイオアシス高速道用駐車場に移動。
なんせ、台数が多い上に、みんなの駐車場も離れていることから、基本的に現地集合ということで一旦解散します。
といっても、基本的に同じ中身のナビを使っているので、上空から見れば間に違う車が挟まってはいますが、カルガモ走行だったかも!?

川島PAについてからは、ほぼ一ヶ所に固まって停めることができたのですが、さすがに一列にズラーッとはいかず、ちょっと残念。
JBLの試聴やサウンドシャキットの効果の程を聞いてもらったり、LEDディランプをつけている(たしか)お二方の車を見せてもらったり、タイヤを変えている人、エアロパーツがついている人、それぞれの車を見ながら談笑とあいなりました。

そうそう、他の方のボンネットの中を見比べて新事実が発覚しました。
非寒冷地仕様のSグレードだけは、エンジンルーム前端部のカバーが無い、ということ。
オーナーさんは「え、寒冷地仕様じゃなくてもついてるの!?うちの付けわすれ!?」
周りの人も「これはトヨタにクレームですね(笑)」なんて盛り上がっていたのですが、どうやら非寒冷地仕様でもGグレードにはカバーがついているということで、安心されてました。

あと、ウォッシャータンクのサイドに11とスタンプが押されているのが非寒冷地版、13とスタンプがついているのが寒冷地版とか、いろいろ発見があって面白かったです。

写真撮ったものだけ、ちょっと紹介します。
(どなたのお車か自信ないので書きません;;;)

恐らく世界でただ一台。メッキドアハンドル仕様。
某車のパーツを流用とのこと。

アンテナやブレーキランプのレンズ変えてますねー。

大集合でプリウス大談義中。

BBSのホイール。かっちょいい。

もちろん初代やエスティマハイブリットも参加。ステッカーいいですねー。

こちらの方のLEDライトは、クリップタイプで配線はバッテリー直結だそうです。

しょうもないことですが、これ、イチバン感動(笑)。
早速真似します。きっちりティッシュとウェットティッシュが納まってます。

先程とは逆の角度から。うーん、壮観。
ここにある車だけで、一軒の電力は余裕でまかなえそうですね。

お腹空いたーとは思いつつも、みんな飽くことなく、会話を続け気付けばいい時間。
結局、お食事もお茶もせずにパラパラと解散しつつあります。

その後のことはわかりませんが、私も途中で帰らせて頂きました。
途中で一旦高速を降り、下道で給油。
再び、小牧から高速に戻りましたが、やはり、眠かったようで、途中でちょっと1〜2時間程度仮眠をとったら、休日名物の中央道小仏トンネルの大渋滞にばっちりはまりそうになってしまい、じゃ、いいやぁとばかりに大月からくるっと、河口湖方面へ。
24時間営業の温泉「湯〜園」に向かいまして、のんぴり入浴→さらに爆睡で、もはや渋滞のかけらも残っていない早朝の中央道を走り6時頃、会社に帰着。

さて、燃費ですが、行きの燃費何人かにお教えしました通り、14.7km/lだったんですが、帰りは少し抑えまして(笑)、15.8km/lとなりました。ダントツですね(笑)
(みなさん20km/l代中盤でした)

参考：幹事・ドラエもんさんのオフリポートページ