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2005年6月 5日

-靖国問題- ハイブリッド宗教という考え方

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今日ふと思ったこと。
靖国神社の問題で、まー、中国とか韓国からやいのやいの言われているわけだけど、教科書の問題も含めて、じゃあ、逆に日本が君らの国にいちいちクレームつけたらどう思うのよ?とか思うところはいろいろあるんですが・・・
本題はそれではなく、いっそ、国立の無宗教の戦没者供養施設を作ったら・・・という意見があって、そこが気になったわけ。

これ、このあいだの読売の社説がヘンってとこから話題になっているんですが・・・。
まず、靖国で会おう、と出撃していった人たちの思いやら、なんやら考えて、靖国でいいんじゃないか・・・?ということとか、A級戦犯の分祀とか、そもそもA級戦犯って言ったってとか、そういった問題も取りあえずおいておいて・・・。

無宗教の戦没者供養施設ってなんだ!?

そんなものあり得るのか?
供養するということは、すなわち、人間が死んだときに魂なり霊なりは、この世ではないあの世にあるという考え方が基本であって、それはもうその時点で宗教なのでありますよ。
諸外国の戦没者供養施設においても、それなりにその国のメイン宗教の宗教観が多少なりとも貫かれていると考えます。

では、なぜ無宗教なのか・・・ということになると、政教分離とか言い出すわけです。
それは、違う。
政教分離は、とある宗教に基づいて、国民を誤った方向に進めるようなのを禁止しているんだと思う。

キリスト教やらその他宗教の人の信教の自由を侵すからという考えもあるでしょう。
逆でしょう。
無宗教の追悼施設では、神道的なものを排除し、仏教的なものを排除し、キリスト教的なものを排除していかなければ公平ではないわけで、「無」宗教なら、一切禁止じゃなきゃいかんのです。
十字架を取り出した瞬間に排除されるような追悼施設じゃないと、仏教組も黙ってないでしょう。
だからといって、線香を取り出したら、今度は神道組が黙ってないとか(笑)

で、これ、言葉の定義の問題だと気付きました。

無宗教=宗教無しではなく、日本人の無宗教は、ハイブリット宗教観なんですね。
よく言われる、初詣に行って、お盆にお墓参りして、クリスマスにパーティーをするから日本人は無宗教なのではなく、日本人の宗教はハイブリット。

根っこのところではきっと、みんな神道なんだと思います。
違うからどうこうとかじゃなくて、それでいいんだと思う。
現代においては、ハイブリッドであるが故に、宗教的ないざこざもそうそう起きない。
神主さんだってクリスマスイベントに遊びに行ってると思うよ。正直。

元の話に戻して、国立追悼施設のハナシ。
でも、日本という国を考えると、ベースは、神社でいいと思うんですよ。
ついでに言うと、靖国神社でいいと思う。
だって、みんな内心はどうか知らないけど、そのつもりで行ってるんだもん。
ただし、お坊さんと神父さんくらいは配備しておいて欲しいですけどね。
ホテルの結婚式場みたいになってしまいますけど、これが日本のハイブリッド宗教でいいんでないか?

で、隣国に対しては、内政干渉云々ではなく日本人の宗教観にクレームつけるな、とアピールして欲しい。
だって政治じゃないから。

その宗教観とは、
・日本には神様がいっぱいいて
・死んだら神様・仏様になるから
・死者に鞭打つようなことはしないんだ
・だからどんなに酷いやつであったとしても死んでからはもう同じ

人の国の国民の宗教観を云々するなよ、機内食のチキンorビーフと一緒だ、みたいなアピールが欲しいかなぁ。

たまに難しいこと書くと、話がまとまらないので、このへんでシメッ。

 
Posted by waka at 2005年6月 5日 13:33
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コメント

 わたしゃ無宗教なのですけれど(クリスマスも初詣もなんの行動もいたしません。ただの無精とも言うかも?)、靖国の件だけは「A級戦犯どうこうってんじゃなく、ただ単に日本のために戦ってくれて死んでしまった人を詣でてるだけだよ!」っていつも思います。
 もう、ただ単に感情的に何かいちゃもんをつけるネタを探してるだけなんだろうなぁ>お隣と、その二つ向こうの大国って。

http://www.nipponkaigi.org/reidai01/Opinion1(J)/yasukuni/ohara.htm
A級戦犯だけをわざわざ合祀したわけではなく、B級もC級戦犯も分け隔てなく合祀された経緯がある。中国のイチャモンは筋が通らない。純粋に国内問題なのに、どうして中国の顔色をうかがう必要があるのだろうか?
中国共産党は戦争中反日闘争をその原動力のすべてとし、戦後反日闘争の共産党として中華人民共和国を成立させてきた。中国国民に対して、共産党の基盤が反日闘争であることを常に明確にしておく必要があるので、日本の戦犯という存在は、中国共産党の存在意義を裏付ける立場にあるのだろう。戦犯の合祀を認めたら、共産党の存続が危ういと思っているのだろうか?
中国は国内で様々なトラブルが出るたびに外交的な事柄に国民の目を向けさせて、国内の問題から目をそらさせるという手法をいつもとっているので、今回の靖国参拝反対も純粋に日本に向けたアピールというよりも国内向けのポーズではないかと思っている。

お久しぶりでございます、仏教徒(真言宗)の青プリ88です。(笑)
日本人が昔から持ち続けている宗教観は、wakaさんが書いておられるとおりです。
神様(キリスト教・イスラム教の言うところの絶対神ではありません)と仏様が仲良く共存している国は、まれだと思います。
ハイブリットな宗教観を持っている事こそが日本の強いところです。
無宗教と言う考えは、共産主義や社会主義にみられる考えかたですね。

>Bowさん
まー、そうでしょうねぇ。
靖国片付いたら片付いたでまたなんかにケチつけると思います(笑)

>リリーマルレーンさん
ですねー、あちらは、普通に考えると、国内の体制に対する不満が無いわけないですからねー。

>青プリ88さん
あ、そうですよね、神様と仏様が共存している国自体がまれなんですね。

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