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2005年9月14日

解答編・こんな政党や候補には投票しなかった

ほとぼりが冷めたところで、解答編(笑)
先の衆議院選挙での投票をどうしたかというオハナシを。
まんまと死に票投じちゃったよ。ケッ!!

まず選挙結果。
予想以上の自民圧勝で、与党が2/3越えしました。
これで、参議院の意味がなくなったり(ま、いいけど)、憲法改正の発議が出来るようになりました。

ただね、これ、誤解している人がすごーーーーく多い気がする。

STEP.1 与党が2/3とった。
STEP.2 これで憲法が変わる
STEP.3 日本が軍隊を持つ
STEP.4 侵略戦争を始める
STEP.5 まータイヘンざます!!!

違う違う(笑)
各STEP間に関連はあっても自動じゃないんだって。
与党が2/3取っていても国民投票で過半数取らなきゃダメなんだから憲法すぐに変わらないって。
軍隊を持つと自動で他国に侵略戦争しに行くなら、包丁持つと人を刺すから売れないって。
STEP1→4→5で騒いでいる人が多い。
どうしちゃったんだろう。この国は。
あ、もちろん戦争には賛成じゃないですけどね。
かといって、いざ日本が侵略受けたら・・・そら戦いますよ、戦わないんでしょうか?護憲派の皆様は。
大事な大事な憲法9条も他国に侵略されたら無くなりますわなぁ。

なんつーか、公園から「危ないから」ブランコが消えていくのと同じ怖さを感じます。
軍隊、まぁ自衛隊を持つ事のメリットは大きいはずなのに、自分たちで自分たちを信用できないんだろうか。

(追記・このへんの憲法改正が制度的にいかに非現実的か解説しているブログがありました。)

護憲組の人たちは、国民投票で圧倒的多数で憲法改正が支持されたとしても、護憲護憲騒ぐんだろうか?
極端な話、言論の自由が憲法から削除されたとしてもそれが国民投票を経て決まったなら、俺は諦めるけどなぁ。
みんながみんな同じ事を言うのも怖いけど、かといって極論振りかざして非現実的な事言われると引いちゃうよ。

それはさておき、玄倉川の岸辺さんのエントリー、期待の重さより

思いもよらない空前の大勝利に小泉さんも自民党執行部の人たちも浮かれた様子を見せていないのは結構なことである。多くの有権者からの期待を受けて、うかつな真似をすれば、いやベストを尽くしても有権者の期待を満たせなければたちまち失望を与え憎まれることになりかねない。もし小泉総理が運命を思いのままに動かせるとしたら「自民党300議席と民主党110議席」よりも「自民党250議席と是々非々で話のできる民主党160議席」を望んだような気がする。かえってそのほうが小泉自身の思うままに動きやすかっただろう。改革への期待を一身に負うことになった小泉が頑なに「自分の任期は来年9月まで」と繰り返すのも無理はない。これは「本人にやる気がない」というよりも「過大な期待はすぐに不満に変わる」という人間心理を見据えたリアリズムだ。

唸ってしまった。
確かにその通りだ。
民主党の大敗北・・・といってもこれは選挙制度によるもので、即ち、それは明日の自民党の姿である可能性が高いのだ。

しかし、岡田さんはどうしちゃったんだろう?
これについてはまた書くとして、一つ言いたいのは、代々続く商人の家系とは思えない表情の暗さだ。


で、どういう投票行動を取ったか・・・の解答編。

普段は民主党に投票するんだ、自分。
自民党の代議士のページ作ったりしたことあったけど(笑)、民主党。
これは、やっぱり変化の期待にかけているところがあって、その前は自由党に投票してた。
良くも悪くも小沢一郎氏に追従しているわけ。
選挙権が無い頃から、新生党や日本新党→新進党→自由党。

悪の・・・みたいに言われる事が多いけど、個人的には田中角栄だって立派な政治家だと思うし、そういう清濁込みで気概のある人に政治やって欲しいと思う。
最近の「就職先は議員」みたいなぺーぺーや、松下政経塾出身の元官僚みたいなのにはウンザリだ。

で、今回なんだけど、やっぱりお前は右寄りか!!と思われちゃうかもしれないけど、民主の左寄りの部分がすごく気になった。
石毛えい子みたいな議員がいる党にはやっぱり投票したくない。
岡田さんも所謂2ちゃん右翼につっつかれるくらい不用意な発言があった。
やっぱり財界のはしくれのはしっこの方にいる身としてはあまり左巻きなことを言われると引く。
元社会党組がいることがあの党をわかりにくくしている。
岡田さんはなんで社会党組みたいなことを言うようになっちゃったんだろう?

悩んだねー、実に。

そして、前のエントリーに書いたように、小選挙区は藤井裕久氏に投じた。
いろいろあるかもしれないけど、ダメだよ、あの人落として、元プロボクサー入れたら。
民主党では数少ない政策通だし、議論もしっかり出来る人なんだから。
いい政治家だったのになー。

んで、比例区。
まー、ここで民主に入れられないなー、と思ったあたりが藤井さんの不幸で、復活当選出来ないくらいの惜敗率になっちゃったんだと思うけど、やっぱり入れられなかったなー。

どこにしたかというと、まんまと死に票を投じた「新党日本」
いや、郵政民営化には賛成なんですよ。
小林氏なんか落選?プッって思うくらいなんだけど、なんだかんだ言って、田中氏は長野県の財政を建て直した実績が大きいもの。
日本の借金を考えたら、田中氏の声がちょっとしでも国政に反映されて欲しいと思ったわけ。
案外、南関東で健闘するかと思ったけど、ダメだったねー。
まー、候補者に魅力が無かったもんなー(笑)

てな感じ。
小選挙区は民主、比例は新党日本。
前回の記事のあいまいな書き方での読んでいる方の予想と外れていたなら、嬉しいな、と(笑)

 
Posted by waka at 2005年9月14日 09:13
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コメント

わー、予想とはずれてた〜。
雰囲気からして、waka氏は小選挙区が自民、比例が民主だと思っていたのにぃ。

私はワッシー(勝手にそう呼んでる)という若手の民主の議員にいれたの。
小選挙区は予想通り落ちちゃったけど、比例で復活したよ。
小選挙区でも、周囲の予想をはるかに越えて大健闘したし、ワッシーもやる気がわいてきたんじゃないかな。がんばれワッシー!

民主党、どうなっちゃうんだろう。
今後、口が達者でビジュアル的にもウケのいい党首を持ってこないともう盛り上がらないだろうな。
誰がいいかな、都政に疲れた慎太郎氏なんてどう?彼なら選挙勝てそう(^-^;)

橋本に住んでいた同僚の奥さんの実家(確か市会議員だったかな)が藤井さんの有力な後援者だった関係で、かつて大蔵大臣時代には話題によく名前が上ってました。藤井さんとその同僚の2ショット写真を見せられたこともあります。
時代は流れて、藤井さんの本懐は遂げられないまま政治から引退表明しましたね。

広い衆議院と、衆議院や、ほとぼりを解答するつもりだった。

ネットで大きいほとぼりと広い衆議院と衆議院などを選挙しないはずだったの♪

改憲問題ですか・・・・。

憲法というのは、国を運営するための一番大きな括りになる法律ですよね。
日本も法治国家(?)ですから、その国に住んでいる人々の生活、経済活動をより良くするためにその時代状況に合うように憲法を改正することは、先進国(?)としては当たり前ことではないかと思うのですがどうでしょうか?

敗戦後新しい憲法になり、その後一度も憲法が改正されていないといういないということは、はたして健全と言えるのでしょうか?

だだ、憲法改正によって日本が悪い方向に行ってしまうと判断した場合国民投票では反対に入れますけどね。

今の日本の法律のもとでは、憲法改正は不可能に近いようですね。

137443が、ネットで大きい衆議院とか、衆議院や、大きいほとぼりとか死に票投じちゃったよ
ネットで広いほとぼりを解答したはず。

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