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2005年3月 3日

ハワイへ!!レンタカーを借りるぞ。 ハワイ旅行記・その3

(その2から続く)
乗ってしまえば、リゾッチャもノーマルのJALもたいして変わらない気がします。
というわけで、ボーディングブリッジから機内へ。
ビジネスクラスのシートを横目で羨望しつつ眺め、席へ。
窓側の3列の窓側2列分が自分らの席。
うっきょー、窓側だー、と思いながらも、冷静に考えるとあのエコノミーのシートピッチでは、通路側の人に立ってもらえないとトイレにもいけない。
むむむ。

リゾッチャの違いはといえば内装やシートカバーにちょっとハイビスカスの柄が入っていたり、紙コップの柄が違っていたりする程度ですしね。

国際線の飛行機自体も久しぶり。
前回のロシアは乗っている時間が短かったんだけど、ロシアスタイルの機内食やロシア製航空機の内装パネルの継ぎ目のラインに平行なものが一つも無いヨ!!という微妙な精度に驚愕しているうちに着いてしまった印象ですが、その前のオーストラリア行きのカンタスのことをちょっと思い出して比較したりしてみました。

まぁ、基本的に国際線の飛行機といえば、こんな感じ。
飛んだぞー、さぁ飲め飲め、さぁ食え食え、さぁ映画見ろ見ろ、さっさと寝ろ、とっとと起きて朝飯食え食え、さあついた降りろよ!!
養鶏場の鶏かなにかになったような気分です。

アジア系の顔立ちのスチュワーデスさん(もうこう書くと決めた)は、意外にも日本人ではなく、微妙にコミュニケーションに難が。
リゾッチャオリジナルカクテルのスカイ・ロワイヤルを頼んだつもりがスパークリングワインに。うーん。先が思いやられる。
ご飯はそれなりにンマく、おつまみのドライフルーツもなかなかのものだけど酒には合わないよなぁ、と。

リゾッチャ機内。ちょっとだけハイビスカス柄。
リゾッチャ機内。ちょっとだけハイビスカス柄。

唯一の楽しみ機内食。どってことない。
唯一の楽しみ機内食。どってことない。

気付くと日付が変わり、機外はいつの間にか楽園の上空へ。
入国審査で使う用紙をもらい、書き方ビデオを見逃したので、たぶんこうであろうという感じで書き込む。
あ、そうだ、ガイドブックに載ってるかも!?と気付いたけど、あまり役には立たず(笑)

じょじょに高度を下げていくと、家々が見える。木々が見える
明らかにそれらは日本とは違う。外国へ来た!そう思う瞬間である。

さあ、いつの間にか朝ですよ。
さあ、いつの間にか朝ですよ。

ウルトラクイズのようにブブーっと言われることもなく、ハワイに一歩を印した。
そういえば、そもそも、初アメリカでもありますな。
ボーディングブリッジを通り、飛行機から降りたら、まずは、ちょっとしたロビーがあって、さらにその先には連接バスが待ちかまえている。

サテライト側。ハワイですよー。
サテライト側。ハワイですよー。

これが連接バス。ボロだけど異国感は漂う。
これが連接バス。ボロだけど異国感は漂う。

「WIKI WIKI BUS」というやや古くさいバスだけど、これもまた味わい。
当然のように左ハンドル右側通行なので、バスのドアの向き以前に進入してくる方向からして日本とは違うので、これまた外国に来た感が強く感じられるポイントだ。
さて、数分でメインの建物に入り、入国審査だ。

入国審査は厳しくなったらしい。
しばらく、列に並んでいると、家族連れが連れ立って審査を受けているのと、それぞれ一人づつ行く人がいてちょっと疑問。
こういうのって一人づつなんじゃないだろうか?
と思いつつも、面倒なので、のだっちとまとめて、審査官に向かう。

ビデオチャット用のカメラのようなカメラで写真を撮られ、PCの指紋認証装置というか3〜4cm四方のスキャナのようなもので指紋を取られる。
なにを言っているかあまり良くはわからないけど、なんじゃかんじゃと文句を言われつつ(たぶん、まだ触っちゃダメ。はい、どうぞ的なことだと思う)済ます。

そのあと、お決まりの「なにしに来たんだよ」「さいとしーいんぐ」というやりとりと「なんにちいるんだよ」「ふぉーでぃず」というやりとりで済むかと思ったんですが、「おまえどこのホテルに泊まるんだよ」という質問で「ほのるるえあぽーとほてる」と回答したら、ややこしくなりました。
「空港じゃなくてホテル名聞いてるんだよ?」「本当に観光なのか?」「お前ハワイは初めてなんだろう?」「普通はワイキキに泊まるもんだ」・・・e.t.c
まぁ、つたない英語で対応しているうちに人畜無害と判断されたのか面倒になったのか、まぁよい、ということになりました。
あははは。

そのあとは、荷物も無事に届いていたようで、荷物を受け取り、税関の審査。
いよいよ自動ドアを越え、ハワイに一歩を踏み出します。
団体さんはこっち、と書かれた出口を尻目に、普通の人用の出口から出ます。
団体さんはあちらに現地スタッフが「お疲れ様でしたー、それではホテルまでバスで移動しますよー」てな感じで待っているんでしょう。
もしかしたら、ちょっとした説明会があるやもしれません。
こちらは、初ハワイ、英語もロクに喋れない…といった状態で放り出されました。

まずは、レンタカーをゲットしないと。
レンタカーという案内を元に行ってみると、カウンターは無人。
そこにはインターホンが。ううっ、いきなりハードル高いヨ。ニッポンレンタカーにしておけば良かった。
しばし、周囲を観察してみるとなにやら英語でつらつらと書いてある。
要約してみると「バスに乗って、移動しやがれ」てことらしい。んー、つまりインターホンでバスを呼び出すのかな?と思ったんですが、ハードル高いよ!!
で、外を観察してみると各レンタカー会社のピックアップのバスが結構、頻繁に走り回ってる。
あ、そうか。要するにあのバスをどうにか止めて「予約しているんだぜ、俺は!!」的な事を言えばいいのか、と気付いた。

というわけで、よくわからないまま、外のレンタカーピックアップバスがびゅんびゅん通っているレーンにあるホーム状のところに移動。
これでいいのかどうかわからないまま、Hertzのバスに手を上げてみると、バスは止まり運転しているお姉ちゃんが予約している人だろ的なことを言ってきたので、そうだというような事を言って乗り込み、空港内のレンタカー屋が集まっているエリアに連れて行ってもらった。

おおー、こんな感じでピックアップしてもらうんだな、たぶん。の図。
おおー、こんな感じでピックアップしてもらうんだな、たぶん。の図。

Hertzバス車内。CIカラーの黄色全開!!
Hertzバス車内。CIカラーの黄色全開!!

レンタカー貸し出しエリア。あの赤いアルティマがいいなー。
レンタカー貸し出しエリア。あの赤いアルティマがいいなー。

飛行機が遅れること、入国審査に手間取ることを予想していたので予約時間までちょっと時間があったので、レンタカー屋のオフィスの近くでちょっと時間を潰してから、カウンターへ向かう。
明らかに日本語が通じる人はいない。
ハワイは外国なんだよな、みんな(ハワイに行くのに英語はいらないといっていた人たち)嘘つき・・・と思う。
レンタカー屋の人も心得たもので、日本人向けに保険の説明を日本語化したメニューのようなものを用意してくれている。
一番ややこしいあたりはここでクリアー。

予約していたクラスはMazda 6のクラス。要するにアテンザ。
海外版のアテンザに乗るの楽しみー。もしかしたら日産のアルティマかもー。と期待して指定された駐車場番号に行ってみると、見たこともないアメ車。
ひとしきり落胆したのち、リモコンキーでトランクを開けてみる。
おおー、途中まで開くのね、便利ー。
オーストラリアのレンタカーでリモコンを使わないとセキュリティシステムが作動することがあって五月蠅くてたまらん、という経験を元に、とにかく全部リモコンに頼ることにしよう。
荷物をトランクに押し込め・・・と言っても鞄一つ・・・トランクをばたんと閉める。
ん、半ドア?
もっかいリモコンで開けて、思いっきり閉める。やっぱり半ドア!?

あっ!!!!
しまった、アメ車だよ、トヨタクォリティ(笑)に慣れていたんだ私と来たら(笑)
そう、それは半ドアではなく、それが正規の状態。
そっか、そっかー。アメ車だもんなー。

乗り込んでみる。んー、なんとなく高級だけど・・・やっぱり、こりゃ、日本車が席巻するわ、と納得。
ドアの部分なんか鋼板の切り方まで見えちゃうしなー。
あれ、ナビが無い。
んー、受付ではなにも言ってなかったけど、日本では一応ナビ付きを予約したはずなんだが・・・。
どうしよう、道知らないし、地図もレンタカー屋でもらったものしかないよ・・・(持ってきたガイドブックにも地図があることを忘れていた)。
とりあえず、この車やだし、ナビ付きのに変えてもらおうかな・・・と思うけど、英語力的に辛い。
駐車場内でうろうろ悩んでいると、係のお姉ちゃんに声をかけられる。
えっと、えっと、ナビゲーションシステム(で通じるのか!?)ってないもんかねぇ?
と話してみるがいまひとつ通じて無い様子。
んー、じゃあ取りあえずカウンターで聞いてみるよ、と別れて、カウンターに向かうが長蛇の列。
あの中でつたない英語でナビ付きでもっといい車種にかえらない?と聞くのは・・・うーん・・・。まっいいか!!、道に迷うのも旅の醍醐味だぜ!!
一方通行とかには対応してないけど、サイアク、ルプランの徒歩ナビで案内させりゃーいいやー、途中でバスに乗れって指示されるだろうけど。

ということで、諦めて、車に戻る。
3日間よろしく、名も知らぬアメ車よ。こういう車に乗るのもアメリカっぽいじゃん!!とポジティブに考える。

よくわからないアメ車。これと3日間つきあいます。
よくわからないアメ車。これと3日間つきあいます。

ドア付近アップ。日本車ならゴムとかもっと付いてる。
ドア付近アップ。日本車ならゴムとかもっと付いてる。

初めての左ハンドル、初めての右側通行。
ハードルは高い。

久しぶりにキーを差し込み、捻ってエンジン始動。ううっ、プリウス乗りにはいらないハードルが増えてるぜ。
えーと、サイドブレーキは足じゃない、足じゃない・・・
シフトチェンジは右手で。ダッシュからは生えてない、生えてない・・・
あとは普通の日本車乗りの人と共通のハードル。
ウィンカーは左、ワイパーは右。
右側通行ね、右側通行。
全部とにかく日本と逆・・・・。

5分ほど各呪文を唱えて(笑)、さぁ、出発するぞ!!!

つづく・・・?

 
Posted by waka at 2005年3月 3日 10:38
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