2003年8月 4日
爆走につぐ、爆走で大潟村にたどり着いたものの、雨。
本日は、ソーラーカー大会の車検の日である。
自分たちのチームは残念ながら、製作が間に合わず出場辞退。よってボランティアスタッフとして大会に参加となったのでした。
予定では本戦の始まる金曜日からお手伝いということだったのだが、どうもボランティアの人が不足しているらしいと前週のWSBR・・・ソーラーバイシクルの大会の時に聞いていたので、予定を前倒しにして、大潟入りしたのであった。
ところが、雨ということで、いつものマシンが各チェックをするブースを巡回する形ではなく、車検員が回っていく形に変更。
ここで、太陽電池の面積や、搭載されているバッテリーの容量、車体寸法などがチェックされる。
あとは、8%勾配に静止できるサイドブレーキのテストと、スラローム走行試験、ブレーキテストは雨の晴れ間をみて、遅れて開始というダンドリに。
自分はひとまず、ドライバーの体重測定とバラストチェック、ヘルメットチェックのブースを担当。
他に各チームからやってきてくれたチームボランティアの人たちを指揮しつつ、車検を進めていく。
ここではマシンがいらないので、作業小屋の中にチームの人たちを呼ぶという新方式を臨時採用。
これが以外と流れが良いかも・・・と気づく。
来年は晴れていてもこの方式かも。
ちなみに、ドライバーの体重は80kgに決まっていて、不足している分バラストで調整するというレギュレーション。
これはどの大会でも共通。
オーストラリアの時などは、水をがぶ飲みしてから体重計に乗ったものです。
つまり、2リットル飲めば、体重2kg増えますよね?
本当の体重+水2リットル+バラスト=80kgだから、排泄さえしちゃえば、人より軽くなっちゃう。
これ、有利。ってわけ。
大潟の大会ではあまりこのパターンを見ないのですが、今回も
「うぉぉぉ、もうトイレにいきたいーーっ」
といいながら、体重計に乗っている人がいました(笑)
で、測定が完了したら、バラストとドライバーの腕に封印をして、この項目終了って感じなのです。
なんだかんだと雨が心配されましたが、意外にもすんなりと他の車検も進み、一通り終わったところで一度、雨。
そのあと、コース開放で、ドライバーの習熟運転の時間となります。
バイシクルの時もそうだったのですが、新折り返しポイントが心配の種ということで、元秋大のソーラーカーチームで99年の我らがソーラーカーチームのオーストラリア遠征メンバーでもある、Sさんとともに12万円号を臨時マーシャルカーにして、出発。
もう一台に競技委員長のYさんと、たまたま近くを通りがかったT大のK先生を乗せて、ちょっと折り返しの改修。
積み上げたタイヤを少しバックさせて、コーナーの深い部分に砂地を確保。
これで、ちょっとはなにかの時に、マシンをやや減速できるかも・・・と期待。
これ先にやっとかないと習熟運転のときとも本番でコースの見え方が変わってしまうので、急いでやったがゆえに泥だらけに・・・。
Sさんと自分だけ残り、折り返しでのマシンの挙動を確認することにしました。
うーん、やっぱ内側車線はムリ?
とか
一応、一車線に絞らないことにしたので、中央のラインまたぐのは無しにしないとねー。
などといくつか確認しました。
そのときのムービーはこちら。。
重いですよ。mpegです。
先に来たのがポリテクカレッジ滋賀。中堅チームですね、オーストラリア参戦経験もあります。
次に来たのが玉川大学のホワイトドルフィン。すごくよくできた車で、昨年の優勝車です。
雨さえ降らなければ、ホンダドリームの周回記録を越せたかもしれなかったすごいやつです。
ま、こんな感じで曲がっていきます。雨なのでちょっと可哀想なんですが・・・。
まー素直に曲がるなら、センターラインを無視してのアウトインアウト走行になりますやね・・・。
モーター音なんかもちょっとマシンごとに違っていて面白いので、本戦の時のムービーもいくつか用意しますね。
翌日はタイムトライアルと再車検。
人手は今日よりはいらないはずなので、一日お休みして、実家にしてお仕事の予定でございます。。。
Posted by waka at 2003年8月 4日 22:30
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