羽田空港新国際線ターミナルのJALの新ラウンジに行って来た!!
明日オープンを迎える羽田空港の新国際線ターミナル。
こちらにオープンするJALの新しい「サクララウンジ」と「ファーストクラスラウンジ」の内覧会に参加させて頂きました。
今までの田舎の空港みたいだった国際線ターミナルとはうってかわっての豪華な設備になったわけで、当然、各航空会社のラウンジも力入ってますよー。
今回はJALさんということなので、よそは見れてないですが、一般非公開の「JALアーカイブスセンター」を見学させて頂きました。
写真撮影NGということで、ご紹介できないのが残念ですが、戦前の大日本航空のチケットや、初期のパンフ、歴代制服、機内食の模型や、昭和天皇の玉座とかまでありまして。
またJAS系の資料もありまして、幻の747模型や黒澤監督ボツ案とかも!
まぁ、そんなこんなで、内覧会の模様に移ります。
Twitterとかから見に来た人は写真の拡大が出来なくなっているので、am6ヘッダ右上の「閉じる」を押してお進みくださいー。
バスに乗ってワラワラと見学に行きますよー。
さて、つきました。国際線新ターミナル。
車寄せのところは、なんか巧い表現ではないのですが、なんとも国際線ターミナルっぽいです(笑)
いや、海外の空港っぽいとも言えましょうか。
そんな中でちゃんとニッポンが誇る「KOBAN」もありますよ〜
こちらは一階。
オープン2日前ですが、もうだいたい完成。
とはいえ、窓にフィルムを貼る作業とかはちょっと行われていました。
Airローソン。
いや、現実に存在してますよ。そういう名前なだけです。
こちらは既に営業中。
準備に入っている各航空会社のスタッフさんや、作業に当たられている方もいますからねー。
LEDとディスプレイを組み合せたサイン。
そういえば、TIATなんて愛称とロゴがいつの間にか決まってたんですね。
こちらが出発ロビー。
天井のデザインが凝ってます。
そして、こういう空間がいかにも国際線ターミナルっぽいです!!!
出発ロビーの上にはなにやら江戸情緒あふれる空間が。
江戸小路ってやつらしいんですが、今回はスルー。うーん、ちょっと見たかった!!!
クリーンエリア化されているという表現が使われていましたが、要するに既に本番体制。
怪しいものを持ち込まれては困るということでしょう、荷物チェックを受けます。
そして、出国審査場。
ここはオープン後は当然写真撮影NGですから、貴重な機会なのです。
ほいほーい、と通過します。
ミラーがついていて、屈んで通過しようとしてもダメなのはどこも一緒なんですが、今日ばかりは屈んで通過できるまたと無いチャンスなのです。(当然やってやった!!)
まだ養生シートが貼ってある免税店コーナー。
出国審査場を出て左が所謂赤組でJALを始めとした航空会社が。右に行くと所謂、青組のANAを始めとした航空会社が使用しています。
ちなみにモノレールの駅だとここまで、同一平面上での移動となるんです。
1フロア上がって、こちらが羽田空港の国際線ターミナルのJALの二つのラウンジ「サクララウンジ」と「ファーストクラスラウンジ」の入口です。
キレイなおねいさんに迎えられます。
うはー、普段は来れないんですよねぇ(笑)
まずは、サクララウンジから。
こちらは、JMBサファイア以上か、エコノミークラスの普通運賃、韓国・グアム線をのぞくプレミアムエコノミークラス対象運賃 、エグゼクティブクラスの人が来れます。
入ってすぐのところがビジネスエクスプレスエリア。
こちらに「サクラ バー」があります。
ウィスキー系
生ビールは普通の銘柄。こちらでは「キリン一番搾り」
ワインはこんな感じ。
きっちりと日本の甲州ワインも用意されています。
焼酎とか日本酒とか。
高清水がありますねー。
ビジネスエリアらしく、コンセントとLANポートが。
もちろん、無線LANにも対応しております。
その隣にはデリ&エンターテインメントエリアが。
モニターが4面に設置されていて異なる放送が流されるとのこと。
こちらの窓際の席にもコンセントやらLANポートはあります。
デリコーナーではかなり充実したフードメニューが。
赤坂離宮のちまき、彩鳳の特製焼売や、豚角煮、メゾンカイザー製の焼きたてパン、カレー、焼きおにぎりの茶漬け、関西風山菜うどんなどなど時間帯に合わせて提供されるとのこと。
ここで、食べてもまた機内ですぐ食べるんだよなー。でも、こっちのがンマイのか。
こちらのドリンクコーナーにも各種飲み物が。
こちらの生ビールも普通銘柄ではあるものの、各社揃っております。
新聞とか雑誌とか。
雑誌もちょっと洒落たラインナップなのかもしれない。
さらに奥に進むと、クワイエット&リラックスゾーン。
こっちはリラックスしちゃって搭乗前に寝ちゃうと大騒ぎだよなぁ。
窓際席はこんな感じ。
うん、寝れる。
そして、マッサージルーム!!
最新型のマッサージチェアーですよ!!
ただ、これ、肩位置の調整がオートのみで、個人的にはイマイチだったなぁ。
(手動でおおまかな調整もできるけど)
設定で微調整を出来なくしているのは、正しい運用かと思うけど、ちょっと考えて欲しいな。
そして、シャワー室。
こちらは、サクララウンジとファーストクラスラウンジ共用。
中はこんな感じで5ブース。
オシャレ。
日本人は湯船に入りたいんだよなぁ。
檜風呂とか欲しいな(笑)
続いてはファーストクラスラウンジ。
こちらは、JMBダイヤモンド、JGCプレミアか、ファーストクラス搭乗の客が来れます。
ま、ファーストクラスに乗れれば来れるということで、まぁ、絶対に無理ってことはないかな!?
全体にグッと落ち着いたトーンの内装。
こちらももちろんコンセントやLANポート、無線LANは完備。
もうバリバリ仕事出来ちゃいそうだけど、ここに来てバリバリ仕事しなきゃ行けない羽目になっている人はきっとエコノミークラスの方に多いような気もするよ(笑)!!!
ビールはプレミアム銘柄で明確に差別されています。当然!!!
ウィスキーとかワインとかももちろんランクが上!!!
食べ物系は基本的にはサクララウンジと変わらないんだけど、サラダやデザート系がより充実している感じ。
こんな感じで、飛行機見ながら、飲んで食べられたらもう最高でしょ!!!
ケーキの他に和菓子もあるのがさすが。
窓の外には第1ターミナルが。
海が見えないのが残念ではある。
新聞と雑誌のラインナップも一緒みたい。
さて、出発ロビーに戻ってきました。
屋根がカッチョイイなぁ、これ。
こちらがJALさんのチェックインカウンター。
もう一番いい場所。
反対側はANAで、こちらもいい場所。
今回、国内線でお馴染みの「QuiC」サービスが始まったので、預け荷物がなければスルーしてOKという。
バリアフリーを意識して作られただけあって、荷物を預けるところも、ほぼフラット。
よこらっしょっと、荷物をコンベアに上げなくていいのだ!!!
またカウンターにはハンドバックとかを置ける台があるほか、下の方がゆるやかにカーブしたデザインでひざが当たらないように細かく工夫されている。
車椅子も各種取り揃えております。
配線がまだごちゃごちゃしてるところがあったりするのはオープン前ならでは。
本当にモノレールの改札っつーか、ホームからフラットでカウンターにすぐ辿り着くのがスゴい!!!!
京急の駅は地下なので上下移動があるけど、エスカレーターで上がってきた場所はモノレールと同じ位置なんで、これもかなり近い。
今度は到着の話。
税関を抜けて出てきたところを右に見ると、国内線乗り継ぎカウンターが。
右側3つが赤組のJALさん、左側3つが青組のANAさん。
ちなみに他社便からJAL国内線でも太っ腹なことにJALさんのバスに乗れるらしい。
逆に国内線他社から国際JALに乗り継ぐ時はJALさんのバスが使えないとか。ややこしい。
でも、モノレールと京急の各ターミナル間のタダ券がインフォメーションでもらえるほか、お馴染みの無料循環バスも回っている。
今回のもう一つの目玉がアライバルラウンジ。
到着後に使えるラウンジだ。
こちらを使えるのが、JMBダイヤモンドかJGCプレミアムか、国際線ファーストクラス搭乗。
2011年3月末までは、キャンペーンでJMBサファイアもOK。
国際線エコノミーから国内線ファーストクラスの場合はNGだけど、実際は国内線ターミナルのファーストクラスラウンジの方がサービスがいいから、さっさと移動した方がおトク。
こちらもおねいさんが迎えてくれます。
中は20席ほどとこじんまり。
そして軽食コーナー。
うん、軽食。
国際線ラウンジ見た後だとやっぱりそう思っちゃうけど、これはこれで有り難い。
シャワーブースはほとんど同じ設計。
ただ、席数の割にはシャワーブースが6つと多めなので、到着後のシャワーのニーズが高いと見ているんだろうね。
てか、帰国後こそ、湯船だろう...とか思ったりして(笑)
ちなみにすぐお隣には青組のラウンジが。
こっちも気になるといえば気になる。
到着ロビーにはトラベルサービスコーナーがあって、綾波レイの浴衣姿ポスターなどが貼ってあったりして、ニッポンらしさがある。
ちょっと面白かったのは、このモノレールの出発案内。
当然、オープン前なので全列車通過表示なんだけど、表示自体が生きているのがスゴいなぁ、と。
ここまでで羽田の新国際線ターミナルのラウンジの紹介はおしまい。
長々とありがとうございました...と言いたいところですが、まだまだ続きます。
実は国内線ターミナルのラウンジもリニューアルしたのです!!!!
さあ、またまたバスにのって移動ですよ!!!
国内線ファーストクラスの専用チェックインカウンターの横、専用の保安検査場の入口があって...
ここを抜けるとまたステキな空間の階段orエスカレーターを昇ると...
さて、さっそく、ダイヤモンド・プレミアムラウンジに行きますよー。
こちらは、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、ワンワールドエリートステイタスのエメラルドか、ファーストクラス搭乗で来れるラウンジ。
※ファーストクラス搭乗で来れるならサクララウンジとの違いがビミョーだけど本当?
どどーん、とスゴい松が!!!!
こちらは入って左手(北ウィングの場合)ライブラリー。
飾ってある本はあくまで飾りとか。
電源とLANポートがあります。
入って右手に進むとバーが。
こちらもビールはプレミアムブランド、ウイスキーは山崎、焼酎で尽空...といったラインナップでサクララウンジとは差別化されている。
なんとハートランドもあるらしい!!!
朝食時間帯にはメゾンカイザーのパンが提供されるのは国際線ラウンジと共通だけど、こちらは食べ物系はそんくらい。
続いて、エントランスから逆に曲がって、サクララウンジへ。
こちらは、JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバル、ファーストクラスに搭乗の人と、JAL国内線ファーストクラス搭乗の人と、JAL国際線ファーストクラスかエグゼクティブクラスに搭乗予定の人、JMBクリスタルの人がクーポンで使えるほか、誰でも3000円で利用可能となっている。
これ、例えばクラスJにするか、サクララウンジ付けるかで悩むってのもアリかもしれない。
入ってすぐのトイレと喫煙室を抜けるとレディースラウンジが。
これはJALとしては初めての設置とか。
入ってすぐは「エクスプレス」エリア。
あまり時間の無い人が来るというとこですね。
入って左手(北ウィング)にはバーコーナー。
ビールは普通銘柄を各社取り揃えてあったり、ウィスキーはロイヤルが置いてあったりで、こちらもダイヤモンド・プレミアラウンジとは差別化が図られているわけです。
そして、バーコーナーの先にはなぜかこどもラウンジが(笑)
この配置に深い意味は無いんだろうけど;
こどもビームスとのコラボだとか。
普通、子連れだと、ラウンジの静寂を破ってしまいそうで...と遠慮しちゃいそうだけど、逆にこういう空間があると、あえてラウンジを使うというチョイスがあるかも。
さて、戻ってきて、入口入って右手(北ウィング)エクスプレスコーナーを過ぎると、こちらもライブラリーコーナーが。
繰り返しになりますが、本は飾りです。
てか、読んでみたい本があるってば!!!!
さらに奥にはもう一つのバーコーナーが。
でっかいテーブル!!!!
バーコーナーの先にはプライベート&リラックスコーナーと、窓際にエクスプレスコーナーが。
なんでこんな奥にエクスプレスコーナーがあるかというと...
そしてマッサージチェアーも用意されている。ビミョーに国際線ラウンジとは機種が違うっぽい。
中はこんな感じ。
優雅ではあるけど、あくまで立って吸えということで、喫煙者にとっては肩身がせまいんですね。
自分的にはもはや関係ないエリアなんですが。
そして、JAL国内線ダイヤモンド・プレミアムラウンジ。ということで、見学終了〜。
おっ。
嵐ジェットじゃないの。
これ、載せるとジャニーズに怒られるのかなぁ。
あと、ちょっとでお別れのJALのB747ジャンボジェットも見れたしー。
おまけの京急の羽田空港国際線ターミナル駅の写真で締めであります。
長々と読んで頂きありがとうございました。
また、見学会でご一緒させて頂いた皆様、このような機会を作って頂いたJALとAMNの皆様ありがとうございました。
Posted by waka at 2010年10月20日 21:57
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貴重なレポート、楽しく読ませていただきました ^^
どうもありがとうございました ^^/