子供を実験台なんかにして、キーッ!!! というタイプの方は回れ右でお帰り下さい。

というわけで、ちょっと前に玉川大学の赤ちゃんラボというとこに行って来ました。
東京大学もやっているらしいんですが、たまたまチラシを見かけたのがここだったので。

赤ちゃんの行動や脳の働きの研究をしているらしいですよ。
詳しくはサイトをご覧ください。

以下、続きで行ってきた話を。

今回は「赤ちゃんが普段目にする物や人に注目し、赤ちゃんはどのような図形や人の表情に興味を示すのか、それはご成長と共に、どのように変わっていくのか」がテーマだとか。

というわけで玉川大学に向かったわけですが、なんというか、本当にデカイよね。うん。

で、グランドの地下が駐車場になっているところから上がると赤ちゃんラボのある建物へ。
そこに入ると、ばばーん、と。

ソーラーカーのホワイトドルフィン!!!
おー、元気だったかー。
って、上半身だけですな、こりゃ。
下回りは、FCハイブリッドのアポロンかオンディーヌに持ってかれたのでしょう。

んで、控室に。
いろいろと楽しいものがそろっております。

そして、説明を受けます。
とにかく苦痛などは無いこと、赤ちゃんの体調が優先で、ダメだと思ったらただちに止めても構わないということ…等々が説明されます。
まぁ、こちらとしては、多少痛かったり、嫌がっても、そのくらいの試練は乗り越えて欲しいぞよ…とは思うんだけど。
とはいえ、やる方としては人様の赤ちゃん故に充分過ぎるほどの説明はしますわな。

最初の実験はこれ。
モニターに映る映像を見てみるというやつ。
お母さんと一緒にモニターを見ます。

別室からこんな感じで映像の変化と視線を読み取ります。
ちなみにお母ちゃんがマスクをしているのは、そういう指示だったからではなく、この頃はまだインフルエンザが猛威を振るってたから。

コントロールルームはこんな感じ。
いろいろと楽しそうな機材がたくさんあるんだよねー。
映像の送り出しだけMacだったかな？

続いての実験は同じく映像を見ながら、今度は脳波をチェック。
楽しげな映像の最中に人の顔を模した映像をイラストを挿入。
赤ちゃんが人の表情(=感情)を読み取ることが出来ているかどうかの実験だそうで。

なにやら怪しげなヘッドセットが取り付けられます。

こちらは外からみるとこんな感じ。
モニターの後の壁が小さい部屋になっています。
この中にお母さんとボンズ、そしてアシスタントの女子大生のお姉さんと3人で入ります。

ただ、ここでうちのボンズがゴキゲン斜めに。
空腹を訴えていると判断して、一時中断。

そのあとは
「一回見た映像なんか興味無いズラ〜」
と全くモニターに興味を示してくれません。
アシスタントのお姉さんが
「ほらほら、モニター見て〜」
と指差すも、お姉さんの方が気になるようで。

一緒に入る人間を自分とボンズに変えてみたりもするも急速に画面への興味を失っていくボンズ。
なんて飽っぽいのだ、誰に似た!?  

などと思ってたら、先生が
「んー、このくらいの月齢だと、まだ指差した方を見るっていう習慣が無いですよー」と。
そして
「むしろ、指を差すという行動の方に興味がいくので、差している人間の方を見ちゃうんですねー」とのこと。
良かった、お姉ちゃんが好きなわけじゃないのね。まぁ、それはそれでいいんだけども(笑)

そんなこんなで、もうダメですね、ってことになり実験終了〜。
いやー、落ち着きが無くてすみませんという感じ。

交通費と粗品としてアンパンマンの人形を頂くことに。
こちらとしても準備していた実験が最後まで出来てなくて悪いな〜と若干の後ろめたさが。

選択肢はアンパンマンとばいきんまんとドキンちゃん。
ここは一番人気であろうアンパンマンを避けて選ぶのが大人のたしなみかと思いつつ…
「では、悪い女性にひっかからないように…という願いをこめて、ドキンちゃんで。」
と選んで、女子大生のアシスタントさんに失笑を頂く。

そんなこんなで終了〜。
学内マップで気になっていたところにちょっと寄り道…

ほらほら、見たことあるトラックがいますよー。

そして、じゃーん。
なんと立派なソーラーカー工房!!!
スゴいなぁ〜、いいなぁ〜。

で、これがたぶん、「夢の扉」で取り上げられていたバイオ水素小屋かな。
なにげに置いてある台車がドルフィンマークが付いてる。

と、ちょっとした見学をしつつ、玉川大学を後にしました。
また、機会があれば…と思ってたら、また機会がありましたので、再び行ってまいります。